エックスサーバーには3つの料金プランがあり、それぞれスペックや価格、付帯サービスが異なります。初心者の方には月額990円から始められるスタンダードプランが最もコストパフォーマンスに優れており、個人ブログや小規模サイトなら十分な性能を発揮します。この記事ではスタンダード、プレミアム、ビジネスの3プランの具体的な違いを料金・スペック・機能面から徹底比較し、サイトの規模や目的に応じた最適なプランの選び方を解説します。
ブログ初心者はスタンダードで十分
最初に結論から書くと、ブログ初心者は一番安いスタンダードプランで十分です。というか、10年以上アフィリエイトブログを運営している私もスタンダードプランを使い続けています。現在10個以上のドメインで複数のWordPressブログを運営していますが、表示速度が遅くなったりするようなことは一切ありません。
とくに、ブログを始めたての方はまだPVが少ないのでスタンダードプランで十分すぎるほどのスペックです。また、二つ目、3つ目のブログを作ったり、ブログのPVがどんどん伸びてきてもしばらくはスタンダードプランで大丈夫です。
プレミアムに変更するタイミングはいつか
では、エックスサーバーのプランをスタンダードからプレミアムに変更するタイミングはいつでしょうか?
実際、ドメイン数十個以上、合計数十万PV以上あってもスタンダードで大丈夫だったので、殆どのケースの場合スタンダードで足りると考えています。トレンドジャンルや動画まとめジャンルでもない限り、これだけのアクセスを集めるのは結構難しいので、最初のうちは気にしなくても大丈夫です。
というか、サーバーの容量がオーバーするとサイトが重くなってくるので、表示速度が遅くなってきたらプランを変更すればいいと思います。
エックスサーバーの3つのプランを徹底比較
エックスサーバーは個人から法人まで幅広く利用されているレンタルサーバーで、スタンダード、プレミアム、ビジネスの3つのプランを提供しています。
基本的な機能やセキュリティ対策はすべてのプランで共通していますが、サーバーのリソース量や付帯サービスに大きな違いがあり、サイトの規模や用途によって最適なプランが異なります。まずは各プランの基本スペックと料金体系を詳しく見ていきましょう。
スタンダード・プレミアム・ビジネスの基本スペック
3つのプランはディスク容量、リソース保証、データベース数において明確な差があります。スタンダードプランはディスク容量300GB、リソース保証として仮想6コアのCPUと8GBのメモリが割り当てられ、データベースは無制限に作成可能です。
プレミアムプランは400GBのディスク容量、仮想8コアのCPUと12GBのメモリが保証され、ビジネスプランでは500GBのディスク容量、仮想10コアのCPUと16GBのメモリが提供されます。スタンダードプランでも月間数十万PV規模のサイトを安定運用できる性能があり、個人利用なら容量を使い切ることはほぼありません。
| プラン名 | ディスク容量 | CPU(仮想コア) | メモリ | データベース数 |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 300GB | 6コア | 8GB | 無制限 |
| プレミアム | 400GB | 8コア | 12GB | 無制限 |
| ビジネス | 500GB | 10コア | 16GB | 無制限 |
月額料金と契約期間による価格の違い
エックスサーバーの料金は契約期間によって大きく変動し、長期契約ほど月額料金が安くなります。スタンダードプランは3ヶ月契約で月額1320円、12ヶ月契約で1100円、36ヶ月契約なら990円まで下がります。
プレミアムプランはスタンダードの2倍、ビジネスプランは4倍の料金体系となっており、36ヶ月契約ではそれぞれ月額1980円と3960円です。初期費用は全プランで無料となっており、独自ドメインも2つまで永久無料で取得できるキャンペーンが頻繁に実施されています。12ヶ月契約以上を選ぶと独自ドメイン無料特典が適用されるため、1年契約が最もバランスの取れた選択肢です。
| 契約期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
|---|---|---|---|
| 3ヶ月 | 1320円 | 2640円 | 5280円 |
| 6ヶ月 | 1210円 | 2420円 | 4840円 |
| 12ヶ月 | 1100円 | 2200円 | 4400円 |
| 24ヶ月 | 1045円 | 2090円 | 4180円 |
| 36ヶ月 | 990円 | 1980円 | 3960円 |
プラン間で共通している機能とは
エックスサーバーの3つのプランはいずれも基本機能が共通しており、独自ドメインの設定数、WordPress簡単インストール、無料SSL証明書、自動バックアップ機能、転送量無制限といった主要機能はすべてのプランで利用できます。
また、サーバー管理画面の使いやすさやサポート体制も同等で、メール・チャット・電話によるサポートが全プランで提供されています。高速化技術であるXアクセラレータやPHP8対応、HTTP/2対応なども全プラン標準装備です。つまり上位プランを選ぶ理由は基本機能の有無ではなく、処理能力の高さや特定の付加サービスにあります。
各プランの違いを5つのポイントで解説
スタンダード、プレミアム、ビジネスの3プランは基本機能が共通している一方で、5つの重要な点で明確な差があります。ここではディスク容量、リソース保証、無料特典、サポート内容など、プラン選択を左右する要素を具体的に解説します。
ディスク容量とデータベース数の差
ディスク容量はWebサイトのファイル、画像、動画、メールデータなどを保存するスペースで、プランによって300GB、400GB、500GBと異なります。
一般的な個人ブログや企業サイトであれば、テキスト中心のコンテンツなら数十GB程度しか使用しないため、スタンダードプランの300GBで十分です。ただし、高解像度の写真を大量に掲載するポートフォリオサイトや、動画ファイルを多数アップロードするメディアサイトの場合は上位プランを検討する必要があります。データベース数はすべてのプランで無制限となっているため、複数のWordPressサイトを運営する際にも制限はありません。
画像を最適化して使用すれば、100記事以上のブログでも10GBに収まるため、容量不足を心配する必要はほとんどありません。
リソース保証の内容とサイト速度への影響
リソース保証とは、CPUとメモリが各契約者専用に確保される機能で、他のユーザーの負荷が高い状況でも自分のサイト速度に影響を受けないようにするものです。
スタンダードプランでは仮想6コアのCPUと8GBのメモリが保証され、プレミアムでは8コアと12GB、ビジネスでは10コアと16GBが割り当てられます。月間10万PV以下のサイトならスタンダードのリソースで十分ですが、月間50万PVを超える中規模サイトや、アクセスが集中するキャンペーンページを運営する場合はプレミアム以上が推奨されます。
リソース保証により共用サーバーでありながらVPS並みの安定性を実現しており、突発的なアクセス増加にも対応できます。
| 月間PV数 | 推奨プラン | 必要なリソース目安 |
|---|---|---|
| 10万PV未満 | スタンダード | CPU6コア、メモリ8GB |
| 10万から50万PV | スタンダード | CPU6から8コア、メモリ8から12GB |
| 50万から100万PV | プレミアム | CPU8コア、メモリ12GB |
| 100万PV以上 | ビジネス | CPU10コア、メモリ16GB |
無料特典と法人向けサポートの有無
ビジネスプランには他の2プランにはない独自の特典が複数付帯しています。具体的には、有料WordPressテーマの無料提供、ホームページ無料制作代行サービス、設定代行サービス(3回まで無料)、Webサイト改ざん検知機能などが含まれます。また、複数人でサーバー管理を行える管理者ユーザー設定機能や、法人向けの請求書発行にも対応しています。スタンダードとプレミアムには、これらの法人向け機能はなく、基本的なサーバー機能とサポートのみが提供されます。
企業サイトを運営する場合や、サーバー設定に不安がある法人ユーザーにとって、ビジネスプランの代行サービスは大きな価値があります。
目的別おすすめプランの選び方
どのプランを選ぶべきかは、サイトの目的、規模、運営体制によって異なります。ここでは具体的な利用シーン別に、最適なプランを提案します。
個人ブログや初心者に最適なプラン
個人ブログやアフィリエイトサイト、趣味のホームページを運営する場合は、スタンダードプランが最適です。
月額990円から1100円という価格で十分な性能とサポートが得られ、WordPressの動作も快適です。エックスサーバーのスタンダードプランは他社の上位プランに匹敵する性能を持っており、月間10万PV程度までなら全く問題なく運用できます。
また、将来的にアクセスが増えた場合でも上位プランへの変更が可能なため、最初は最も安いスタンダードプランで始めて、必要に応じてアップグレードするのが賢明です。エックスサーバー契約者の約9割がスタンダードプランを選択しており、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
中規模サイトや複数運営する場合のプラン
月間50万PVを超えるメディアサイトや、複数のWordPressサイトを同時運営する場合はプレミアムプランが適しています。
CPU8コア、メモリ12GBのリソース保証により、複数サイトを運営しても互いのパフォーマンスに影響を与えず、安定した表示速度を維持できます。
また、400GBのディスク容量があるため、画像や動画コンテンツを多用するサイトでも余裕を持って運用可能です。料金はスタンダードの2倍になりますが、VPSやクラウドサーバーに移行するよりもコストパフォーマンスが高く、管理も簡単です。複数サイト運営者やアクセス集中に備えたいユーザーにとって、プレミアムプランは安定性と価格のバランスが最も優れた選択肢です。
法人サイトやビジネス利用向けのプラン
企業の公式サイトやECサイト、会員制サービスを運営する法人にはビジネスプランが推奨されます。
月額3960円から4400円と高額ですが、設定代行サービスやホームページ制作代行、改ざん検知機能といった法人向けサポートが充実しています。特にサーバー管理の専任担当者がいない中小企業にとって、技術的な設定を代行してもらえるサービスは大きなメリットです。また、複数の管理者でアカウントを共有できる機能や、請求書払いに対応している点も法人利用に適しています。
セキュリティや信頼性を重視する法人サイトでは、ビジネスプランの手厚いサポートとサービスレベルが投資に見合う価値を提供します。
| 利用目的 | 推奨プラン | 選択理由 |
|---|---|---|
| 個人ブログ、趣味サイト | スタンダード | コスパ最高、十分な性能 |
| アフィリエイト、小規模メディア | スタンダード | 月間10万PVまで快適 |
| 中規模メディア、複数サイト運営 | プレミアム | リソース保証の余裕、安定性 |
| 法人サイト、ECサイト | ビジネス | 代行サービス、セキュリティ強化 |
契約後のプラン変更は可能か
エックスサーバーでは契約後もプランの変更が可能で、サイトの成長やアクセス増加に柔軟に対応できます。ただし、上位プランと下位プランへの変更では手続きやタイミングが異なるため、事前に条件を理解しておく必要があります。
上位プランへの変更手順と注意点
上位プランへの変更は月単位でいつでも可能で、変更希望月の前月1日から20日までにサーバーパネルから申請します。例えば3月から上位プランにしたい場合は、2月1日から20日の間に手続きを行えば、3月1日から自動的に新プランが適用されます。変更時の差額料金は残りの契約期間に応じて日割り計算され、追加料金の支払いが必要です。データの移行作業は不要で、サーバー環境はそのまま維持されるため、ダウンタイムもなく安心して変更できます。
アクセスが急増してサーバーの反応が遅くなってきた場合は、すぐに上位プランへ変更することで問題を解決できます。
下位プランへの変更条件とタイミング
下位プランへの変更は上位プランほど自由ではなく、契約期限月のみ申請が可能です。例えば契約が2026年5月31日に切れる場合、5月1日から20日の間に下位プラン変更を申請すれば、6月1日以降は下位プランでの契約となります。注意点として、すでに更新料金を支払っている場合は、一旦支払いを取り消してからプラン変更の申請を行う必要があります。また、下位プランのディスク容量を現在の使用量が超えている場合は、変更前にデータを削減しなければなりません。
下位プラン変更は制約が多いため、最初は必要最小限のスタンダードプランから始めて必要に応じて上位に移行する方が柔軟性が高いです。
まとめ
エックスサーバーのプラン選びでは、個人利用や初心者はスタンダードプラン、月間50万PV以上の中規模サイトや複数サイト運営者はプレミアムプラン、法人サイトやセキュリティ重視の場合はビジネスプランが最適です。
3つのプランは基本機能が共通しており、違いはディスク容量、リソース保証、法人向けサービスの有無にあります。契約後も上位プランへの変更は柔軟に対応できるため、まずはスタンダードプランで始めて、アクセス増加に応じてアップグレードする方法が最もコストパフォーマンスに優れています。料金は契約期間が長いほど割安になり、12ヶ月以上の契約で独自ドメイン無料特典が適用されるため、1年契約が推奨されます。
参考文献(まとめて出力)
1. https://www.xserver.ne.jp/price/
2. https://madalinazaharia.com/column/xserver-plan-compare/
3. https://www.xserver.ne.jp/feature/pricing_plan.php
4. https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/media/xserver/
5. https://tk-create.com/rental-server/xserver-plan-comparison/


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